2021-7-13
今日の一言 07.13
おはよう。今朝の一言です。
そろそろ南の庭の螢袋も、咲き終わり。となると、鳥たちとのブルーベリー争奪戦の始まりです。
今年は収穫2割を目指して、日の出と共に実成を見に行く日を、増やす覚悟でいます。
「学を博くして後 遠遊す 僕は則ち遠遊して而る後に学を博くす
(がくをひろくしてのち えんゆうす ぼくはすなわちえんゆうして しかるのちにがくをひろくす」、
これは松陰先生が東北遠遊の後、手紙に認めた言葉です。
世の人は、学んだ後に実学の旅に出ると言うが、私は、まず旅で実地をし、それから書物での学びを深める。
松陰先生の学びへの態度を、如実に表した言葉だと思います。
机に座って、インターネットで情報を探す。そこに何らかの発見はあるかもしれません。
しかし、空気感や熱量、現地現物が伝えてくる圧倒的な情報量に身を晒し、
その感情を言葉にするからこそ、人に伝わる言葉になるものだと思います。
一流の体験を冬季研修で続けるのも、視座を高め、自分自身の新たな言葉を発見する機会をもってもらうためです。
観た、学んだ、その上で言葉にする時間を持つこと。
その繰り返しが、真の学びだと、改めて思います。
昨日一茎に八輪の花を着けた螢袋を手折って、活けてから、小松島を出発しました。
帰るまで、元気でいてくれるか。そんな、小さな気がかりも、季節からの贈り物ですね。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2021-7-13 | パーマリンク