2017-12-11
今日の社長の一言 12.11
おはよう。今朝の一言です。
昨日の夕方、雁が音が聞こえてきました。かりがねとは、真鴨の一種である雁が、
空を飛びながら仲間同士啼き交わす声の事です。
宮城県には伊豆沼という日本最大規模の雁の渡来地があります。
この季節と北帰行の春先に、小松島でも間近で耳にすることがあるのです。
胸に迫る、果てしない懐かしさを呼び起こされる様な響きです。
二晩、修善寺あさばさんに、逗留していました。28年以上の、お付き合いだった女将、
愛子さんが亡くなってから初めての訪問。何故か、ドキドキするものです。
私が愛してきた、あの空気感は果たしてどうなっているのか。変質してはいないかと。
あさばを表するとき、端正と表現してきました。
それは、あさばの象徴でもある能舞台があるからだけではありません。
館内に漂っている凛とした空気、佇まい、人と成り。
日本一と言って良い端正さは健在なのかどうか。結論を言えば、健在でした。
何か、寸分の揺らぎは感じるのですが、それは大女将からの文化の受容期だからと思えました。
代を変わる難しさ。その難易度は暖簾永続の本質でもあります。
SYにも必ずやってくるその時まで、どれだけの文化浸透ができるのか。
その壁の高さを実感する出来事も、目につくようになりました。
一人一人の幹部リーダー、若手の責任感、当事者意識が何時、沸騰するのか。
期待を高めています。12月もたちまち十日が過ぎて残り二十日ばかり。
意識を高めて、進みたいですね。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2017-12-11 | パーマリンク