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経営理念をデザインするセミナー
企業にもアイデンティティの表現が求められる時代
2018 年、経済産業省と特許庁が組織する、“産業競争力とデザインを考える研究会” が発表した、「デザイン経営」宣言。
この宣言を機に、経営× デザインというキーワードは多くの場面で聞かれるようになり、
企業経営において、デザインというテーマへの関心度合いと重要性が増していることが窺えます。
それは、企業がアイデンティティと思想を明確に持ち、表現することを求められる時代になったということでもあります。
背景①コロナ禍で、人間の根源的価値が普遍的に
2020 年から続くコロナ禍の影響で、私たちはコミュニケーション機会の減少や、
密の回避を余儀なくされた一方、人間の繋がりを求める価値観を共通のものにしました。
価値観が普遍化した今、企業にも、確固たる理想と一貫したメッセージの発信が求められています。
背景②“モノからコト”という価値観が一般化
大量消費社会が終焉を迎えて以降、モノ自体ではなく、モノに対してどんな精神性を投影するのか、
モノからどんなストーリー性を感じられるのかというモノの見方が一般化。
お客さまは、商品・サービスの先にある、明確なアイデンティティまでを見るようになりました。
背景③多様性が重視される時代背景
「多様性」というキーワードを多くの場面で耳にするようになりました。
個人に対して使われることが多いこの表現ですが、企業にとっては、
明確なアイデンティティが確立されていなければ、社員やお客さまの共感を生むことが難しい時代になったとも言えます。
「デザイン」と聞くと、商品のパッケージやチラシなど、“販促物”をイメージする方が多いのではないでしょうか?
ここ最近では、デジタル機器の普及・お客さまの成長により、HP・SNS を含めた
全顧客体験での“企業プロモーション” へと、デザインは広がりを見せています。
つまり、これからの企業には販売現場における、部分的なデザインではなく、
企業哲学を「どんな言葉」・「ビジュアル」・「社員の姿」で表現するのかという、
全体性と統合性を持った、広義なデザイン活動が求められます。
1.理念に対する統合性
デザインとは、何かを創作することがその全てではなく、「デザイン=課題解決のための手段」と
捉えることが適切です。企業経営におけるデザインが解決する課題は、
トップや企業全体の理念と、その表現力や表現方法の統合性を高めることです。
2.対内的な表現力と対外的な表現力
企業の精神性に対して、共感を生むための表現には2 つの種類があります。
それは、社員に対する内的な表現と、お客さまに対する外的な表現です。
それぞれ、どのように表現するのかは異なり、それぞれに合った精神性の表現方法が求められます。
3.“アート化” したデザインの追求
企業経営におけるデザインが、“コンセプトの表現” とすれば、アートは“美の表現”です。
企業コンセプトに、アートという突出した要素を持たせるからこそ、
誰かの目に留まり、共感を生むことができるようになります。
<Special Guest!>
株式会社シー・エム・エス 代表取締役
写真家 テラウチマサト氏
1954 年、富山市生まれ。日本実業出版社を経て1991 年に独立し、株式会社シー・エム・エスをスタート。
ポートレイト、風景、プロダクトから空間まで、独自の表現手法で常に注目を集める写真家。
地域創生事業や参加型写真イベント「御苗場」の総合プロデュースなど、写真を使った関係性づくりに注力している。
■講座スケジュール
開催日 | 会場:2023年1月12日(木) / 録画配信:2023年1月19日(木)~1月27日(金) |
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時間 | 13:30~17:00 |
受付開始時間 | 13:20~ |
会場 | 会場:AP東京丸の内 / 録画配信:会社やご自宅のパソコンで |
定員 | 20名様 |
参加費用 | ーお一人様 33,000円 |
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