平日 9:30~17:30 TEL: 022-722-2007

Seminar Information

叱れない時代の叱り方セミナー

戦後日本が生み出した最高傑作のZ世代を活かすのは、
勇気を持って叱ってくれる先輩の存在。

 

落ち込んだ時に自分自身を立て直す。
日々の仕事に、モチベーション高く取り組む。
現状に満足せず、新しい目標を見つけ続ける。
これらの考え方を習慣づける事は、社会人として、組織の一員として、初めに取り組むべき事の一つです。

 

それは、Z世代だろうと、今後皆さんが仲間として迎え入れる事になるその次の世代であろうと、必ず必要になるものです。
Z世代は、日本が生み出した戦後の最高傑作だと私は発信し続けていますが、唯一の弱点は失敗に弱いこと。
その弱点を克服してチャレンジし続ける人財に育むために必要なのは、勇気をもって叱ってくれる先輩の存在です。

 

同時に、先輩社員が叱ったことを後悔してしまうのは組織にとって何より大きい損失でもあります。
今、叱り方を中心とした、部下とのコミュニケーションを考え直す事は、
Beyond Coronaの組織づくりを考える上で不可欠なプロセスです。

 

佐藤芳直

 

「今の子は叱ると辞めちゃうから。。」と叱らない上司。

でも実は、Zは叱られるのを待っている!?

 

~叱っていいのかわからない上司と、本当は叱ってほしい若手社員

 

2013年、「ブラック企業」がユーキャンの新語・流行語大賞トップテンに入り大きな話題に。

2015年には、若者雇用促進法が制定され、平均勤続年数や研修の有無及び内容などの公表が義務付けられました。

こうした流れの中で、上司や先輩にとっては、後輩を叱ったり難しい課題を与える事が、

「ブラック企業」という言葉に直結し、どうしても若手社員に対する遠慮が、職場の中で生まれるようになりました。

 

以前よりも休みが取りやすくなった、失敗に対しての叱責が少なくなった、というように、若手社員が働く環境は依然と比べて
「緩く」なったと言う事ができます。言い換えると、先輩への相談が気軽にできたり、休みたいときには休むことができるように
なったように、職場環境の大幅な改善が促進されたという事でもあります。

 

一見、これは良い変化に見える一方で、

若手社員の声を聴くと、「不安」という言葉が多く聞かれるようになりました。

 

 

ある調査結果によると、新卒で入社した新入社員の内、約半数が、

「自分は別の会社や部署で通用しなくなるのではないか?と感じている」と回答したそうです。

 

この結果を見ると、確かに、先輩が気遣ってくれる職場は若手社員にとって居心地は良いものの、
本音では、このままで自分は成長できるのか、社会に通用する社会人になれるのか、と不安を抱えていることがわかりました。

 

 

 

新入社員の4人に1人は、会社で叱られたことがない!?

 

ある調査結果によると、新入社員(入社から1年間)の時期に、

職場の上司、先輩から叱責される機会が一度もなかった人の割合は、25.2%にのぼることがわかりました。
これは、20年前に入社した世代の2.5倍の数値です。

仕事の中で叱られる事に慣れていない分、いざ叱られた際に感じるショックも、他の世代より強い傾向にあります。

 

 

◆叱り方MAP~成長に繋がる叱り方、退職に繋がる叱り方~◆

 

“叱る”という行為。それは、部下や後輩の過ちを正し、成長する方向へと導くためには避けて通れない、不可欠なものです。

しかし、時に叱ったことがマイナスに働き、最悪の場合離職の遠因になってしまう事もあります。

信頼関係を築き、部下の成長に繋がる、正しい叱り方とは?

 

100名近くが参加しているS・Yワークスの新入社員研修で、先輩からの愛情を感じる叱り方と、
不快感を覚えた叱り方について、アンケートを実施したところ、下記のような回答が集まりました。

 

アンケート結果から読み取る

~Z世代が求める叱り方 3箇条~

 

その1.話をとことん聴いて欲しい!

話を聴かず、決めつけで指導をされると、話が耳に入ってこなくなるのがZ世代です。
できれば直接対面で、難しい場合はラインではなく電話で話を聴くようにしましょう。

 

その2.尊重されている実感を持ちたい!

お客様の前で叱らない、できている部分は認めるなど、日頃から相手のプライドを尊重している事が
伝わっていると、何か問題があって叱る場面においても言葉が伝わりやすくなります。

 

その3.時間を空けずに、すぐ言って欲しい!

今回のアンケートで最も多かった回答は、時間が経ってから指摘されると不快感があるという事でした。
後で言おうと考えずに、出来るだけ早く、その日のうちに話をするよう心がけましょう。

 

 

Z世代の奮闘記!

毎日叱られ続けて気付いた、叱られることの有難さ

入社後すぐに重要な仕事を任されるも、失敗続きで大きな悩みの種に。

 

株式会社S・Yワークス 人財創造本部 須藤 創平

 

S・Yワークスへの入社後、私はすぐにSYメンターの事務局の仕事を任されました。

入社とほぼ同時に立ち上がったサービスの為、サービスの内容も、社内の調整や
お客様との連絡などの仕組みもゼロから構築するという仕事で、新しいものを
創り上げる事に関わる事ができる機会を得られたことが非常に嬉しく感じたことを覚えています。

 

しかし、実際に様々な事が動き出すと、処理しなければならない情報量の多さ、
そして、各方面に対する連絡の多さに圧倒され、様々な方面に迷惑をかける日々に。

 

「メールの文章がおかしい」、「やるべき事を忘れている」、など、当時は1日の1/3は、
この仕事で誰かしらに叱られる時間を過ごすという毎日でした。

 

☆当時叱られていた事(ほんの一部)☆

①メールを送る際、お客様の名前を間違える。

②先輩へのLINEの返信を後回しにして、そのまま忘れる。

③先輩とお客様の面談時間の調整を任され、ダブルブッキングを連発する。などなど。。。

 

当時叱られて覚えたことが、今では社会人としての基盤に。

上記のように、日々失敗を繰り返し、毎日のように関わる先輩たちに叱られ続けた時期もありました。
当時は毎朝、会社に向かうのも憂鬱で、叱られることに対してもポジティブな感情は一切ありませんでした。

 

しかし、今振り返ると、叱られながらも、入社当初から先輩たちに教わっていたのは、

①目の前の事だけでなく全体を見ること
②誰かに依頼をするのであれば早い段階で連絡をしておくこと
③自分が作成した文章や資料は必ず見返して確認すること

など、他の仕事にも通じる社会人としての基本的なものでした。

 

それらの事を学び、この事務局の仕事も、それ以外の仕事も一人で完結できることが増えてくると、
自分がこの仕事の当事者なのだ
という感覚が生まれ、

自ら考えて仕事を進める事の楽しさ
を実感することもできました。

 

このように今振り返ると、自分よりも忙しい先輩たちが

私の為に時間を使って、日々叱ってくれたことは非常にありがたい事だったのだと強く感じると共に、

時に部下を叱り、正しい道に導く事は、先輩社員として特に重要な事なのだと思います。

 

 

◆講座スケジュール◆

開催日 【会場参加】2022年11月21日(月) 【録画配信】11月29日(火)~12月6日(火)
時間 【会場参加】14:00~18:00
受付開始時間 13:45
会場 会場参加:東京国際フォーラムG402 / 録画配信…会社やご自宅のパソコンで
定員 30名様
参加費用 【会場参加】お一人様:33,000円、三名様パック:82,500円、五名様パック:126,500円 【録画配信】お一人様:38,500円、三名様パック:99,000円、五名様パック:137,500円

S・Yワークスの公式アプリが
遂に誕生…

スマートフォンに最新情報をプッシュ通知でお届け!最新のお知らせやセミナー情報が“いつでも どこでも”チェック可能です。

今すぐインストールする