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月刊オーディオサクセスエール 2024年5月号

【経営者編】約50分
「経営者は哲学を言葉にせよ~悪の凡庸さ」

1.未来からの要請
 (1)人生は一瞬の交差点のようなものである。
  だからこそ、その一瞬一瞬を「丁寧に」思いをこめて、思いを馳せて過ごすことが大切なのである。
 (2)日本人が大切にしてきたことは「なりゆく様」である。
  未来の声に耳を澄まそうとする態度が、人生の交差点から一緒に歩む存在になっていくのかどうかを決める。
  その道筋の数が自分の人生に対して「ありがとう!」と言える宝物なのだと思う。
2.哲学を言葉にする。
 (1) スマートフォンがどれほど人間の知性をダメにするか気づいていないのが今の私たちである。
   考えるからこそ人間であって、スマートフォンが「知」の本質をどんどん失わせている。  
 (2)「意」(行動)自体も誘導されていて、その結果、何かを発見するという喜びも失われてきている。
 (3)「情」とは何かを考えることが今、経営においてとても大切なことである。哲学という思考体系。
   情、知、意の思考体系を言葉にしなければならない。それが経営者の仕事である。
   ※歴史を知るのは自分たちの成り立ちを知ること、哲学を知るというのは自分たちの思考のスタイルを知るということである。
3.ハンナ・アーレント「悪の凡庸さ」 
 (1)企業経営はトップの哲学で決まる。合理が進んでいった場合、お客様の失望だけが募っていく。    
 (2)合理戦の限界はどこなのだろうと、とことん未来から問われている時なのではないか?
   凡人ほど怖いものはない。
   ※人間は教えられなければ自分の都合で、世の中で合理だと言われるままに行動し、
   痛みなど少しも感じなくなるものである。
 (3)平凡さは何故生まれるか?自問自答する。内なる神の質で決まる。 その質を高めるために読書、旅、
   人との出会いがあり、日々の営みの質が低いと自身を高めることもできなくなる。

 

【現場編】約40分
「内なる神~自分の中の他人の質を上げる」

1.人間性価値中心主義
 (1)私たちの感性が創られてきた大元に調和性がある。
 (2)許容範囲の中に規律性・秩序性・調和性が生まれた。
   ※許し合う関係性、ルーズな関係性とは、みんなそれぞれ違ってもいい。しかし、それぞれ意見をもとう!という意味。 
 (3)2024年、3年前には考えてもいなかったことが連続して起きている。ex)原油価格、紅海の様子
   様々なことが起きたときに、心に置く基準は「人間の本性」(人間性価値中心主義)
2.天地人~世の中の真
  ※モノゴトに恨みを持つと自分を傷める。過去も未来も人間が考え出した概念である。過去に生きるな、今に生きよ!
 (1)天…宇宙 地…大地 人…人間  Ex) 天の時、地の理、人の和   
   ①天が求めていることは、「生成発展」
   ②地が求めていることは、すべてのモノゴトを「必然」だと把握すること。
   ③人が求めていることは、「素直」になること。
   ※素直さとは…分からないことを分かりません、または分かりました!と言えること。
       ※今の時代「素直」をなんでも飲み込むことだと勘違いしていると思う。
    相手に対して、丁寧さと誠実さを大事にしながら、自分が考えていることを言葉にできることも「素直」ということ。
 (2)人生にはプラスもマイナスもある。マイナスは何かを学ぶとき、プラスは何かを活かすとき、
   それが生成発展するということである。
   ①学ぶというのは自分を責めることではない。客観視することであり自問自答すること。
   ②自問をすると答えが湧いてくる。その答えは自分の中の誰かが答えてくれている。
    誰か=内なる神・自分の中の他人。
3.内なる神の質(自分の中の他人)
 (1)内なる神の質があがらないと、モノゴトを必然と捉えなくなる。 
 (2)内なる神に問いかけることをせずに、失敗の矢印を外に向けると何も変わらない。 
  ただ無駄に必然だった出来事が雲散霧消してしまう。
 (3)内なる神の質を上げるためには、日々に対する向き合い方を真剣に、丁寧にすることが何よりも大切なことである。

 

 

12,100円(税込)


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