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2025-7-7

今日の一言 7.7

 

おはよう。今朝の一言です。
日本のどの街にいても、憧れの花の都東京へと続く鉄路がある。
そして東京に居れば、鉄路は故郷へと続いている。

日本人にとって鉄道はロマンそのものであり、程度の差はあれみんな鉄道ファンだったと思います。

 

初めて見た蒸気機関車の圧倒的な姿に、一年生の二人が大興奮している様は微笑ましくも、然もありなんとこちらも微笑む一時でした。

もちろん社長が蒸気機関車を55年以上、追っかけてきた事もありますが、それ以上に日本人の情緒を形作ってきた古き鉄道の記憶を見せたいとの思いが、研修での「鉄」の目的です。

 

あの汽笛の音、そして生き物の様に躍動する姿に、私たちの先達たちは様々な夢を重ねたのです。
旅情こそ、人間のノスタルジーの源だと思いますが、鉄路の響きはその旅情を掻き立てる遠い記憶そのものです。

 

 

初めての一人鉄旅に出かけた12歳の朝。

朝の4時に飛び起き、叫びだしたいようなワクワクで、まだほの暗い街を仙台駅へと向かった感覚は、今でも胸のどこかで疼いています。

あれだけの自由だという思いも、未知への挑戦への不安も、この歳になって超える経験はありません。

よくぞ、箱入り息子を一人旅に出してくれたものだと親に感謝しつつ、一方で、帰るまでの間どれだけ時計を見
上げ、玄関の物音に耳を澄ませていたのかと、思い至ります。

 

 

人間とは記憶である。
みんなと「鉄」を重ねる度に、様々な記憶が紐付いてくる。不思議なものですね!。
これもみんなのお陰です。感謝しています。

 

さて、夏期研修明けの月曜日。

ここから誰がトップギアでスタートダッシュをかけるか。観てますよ!。

思いの丈、走り出しなさい。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。

投稿者: syworks 日時: 2025-7-7 | パーマリンク