2017-7-25
今日の社長の一言 07.25
おはよう。今朝の一言です。
今朝は蝉の声で明け方に目が覚めました。うるさいなあ、という感覚ではもちろんなく、
胸の奥から涌き出てくる懐かしさに居てもたってもいられず布団から飛び出しました。
間もなくアラスカに出掛けますが、帰ってくればもう晩夏。
この盛夏!、という肌感覚は懐かしさに満ちています。
義務教育でも、高等教育でも夏休みが短縮される方向にあるようです。直感的に、誤りだなと感じます。
日本人の記憶は季節の移り変わりと共にあって、夏の過ごし方はその中でも特異なものです。
夏をもって良しとする。住まいの在り方すら、夏の暮らしを前提とするほど蒸し暑い日本の夏。
家族との思い出や、仲間との記憶は蝉の声や、呆然とするほどの蒸し暑さと共に刻まれていきます。
休むときは、思いっきり遊んで感性を養う。教室の中では不可能なことが多いでしょう。
入道雲の下で、蝉時雨の中で、養われる感性。そこに懐かしさを感じとる情緒が育まれるものです。
懐かしさを感じとる情緒は、人間の本性です。
時代の移り変わりのなかでも、残すべきは何かをしっかり見詰めて生きたいですね。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2017-7-25 | パーマリンク