2017-7-4
今日の社長の一言 07.04
おはよう。今朝の一言です。
都議会選挙の結果を革新と観るか、はたまた付和雷同と観るか。
反自民、反安倍の風に乗って、受け皿政党としての大勝利は本質的な変革を生み出せるのか。
なかなか、論点が深まらないのは、都民ファーストの新議員たちの実力が判断しきれないからでしょう。
そもそも、トランプ大統領の唱えた、アメリカファーストをなぞった名称は、なにを意味し、
その政策の中心は何か。具体的には見えてはいません。
政権保守として、長期政権を維持してきた安倍さんですが、長期権力は腐敗する。
絶対的長期権力は絶対的に腐敗する、という言葉に準えれば様々な軋みが出ていることも事実です。
しかし、過去ない磐石な政権として、様々な立法、何より安定した外交政策を推進している事実は
高く評価すべきです。マスコミの付和雷同性が、大衆をどこかに誘導してしまうのではないかとの、
疑念も根深いと思います。戦前から、マスコミと大衆は反政権の立場で雷同し、反動的に世の中を煽動
してきました。ポピュリズムは革新的勢力を旗がしらとする中から生まれることも多かったと、
歴史を俯瞰すると理解できます。
今の日本にとって、真に大切な未来をどの様に描くのか。
その視点が持てないまま、今の根深い行き詰まり感を反動的な世論に委ねる危険性も意識したいと思います。
果たして、革新か、反動か。確かな視点を自分流で確立すべき時を、私たちは生きていますね。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2017-7-4 | パーマリンク