2018-6-11
今日の一言 06.11
おはよう。今朝の一言です。
前職時代、舩井先生主催の、経営戦略セミナーでの講演は、大きなプレッシャーでした。
しかも三日間の最終日の朝一講座。300名を超えるお客様の、セミナー全体への印象を決定づける講座でした。
貴方はね、船井総研看板セミナーの、エースで四番なんです。後ろには、誰もいない。
その覚悟で、登壇してくださいね。ある大切なお客様に、そう言われました。
言われるまでもなく、とことん準備をし、前日は眠れないほど、シュミレーションを重ねたものです。
講座の最後5分。どう仕上げるか、計算した通り着地するように、慎重に言葉を選んで、
最後の一言を吐き出すと、全身の力が抜けました。
社長の講演料は90分50万以上。つまり、1分6000円です。その数分で不手際や、詰まらない話を重ねれば、
死んでも死にきれないと、ずっと思ってきました。たぶん、その思いは、誰にも分からないでしょう。
画像や映像の不手際がある度に、壇上で、消えてしまいたいと、気を失いそうになるのです。
船井時代もそうでしたが、SYになってからは、、益々一枚看板、講演の失敗など許されるはずもありません。
ノートに向かい、枕から、最終の一言まで、スケジュール表を何日も前から見詰めて考え続けることも、
日常です。その、覚悟を、同行者は、少しは、気づいて欲しいと願います。
気楽に、講演を済ませるほど、器用な社長では、ありません。講演の終わりに、落胆して壇上から降りるとき、
積み重ねてきた時間が虚ろになった実感ほど、悲しみに満ちることはないのです。
全てを理解できるはずはないものです。とはいえ、その一端でも、感じて欲しいと、考え続けた週末でした。
新しい週の始まりです。緊張感を持って、自らを厳しく疑い緩みのないスタートを切ってください。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2018-6-11 | パーマリンク