2018-4-18
今日の一言 04.18
おはよう。今朝の一言です。
昨日は渡部昇一先生のご命日でした。
先生の訃報は、先生の故郷、庄内で受けとり、その不思議なご縁に心が震えたものです。
海が荒れて、それでいて沖合い、水平線に光がキラキラと当たる、春の海を見ながら、
先生の死の意味を自問する時間を過ごしました。
日本の未来を考え続けた先生の意志を受け取り、どう未来へとバトンを渡すことができるのか。
それは、果てしなく遠く、気の遠くなるような難問の様に感じたものです。
雲の上にそそりたつ絶壁の如き知の巨人が、織り成す世界観。
その一毛でも学び、子孫に伝えなくてはと、一年の年月を経て、改めて心に刻んでいます。
学ぶことは、とても楽しいことです。
知らない世界の扉を開けて、輝くような知に出会う瞬間のときめきは、この年になっても続いています。
新しい本の、一頁目を開く時のドキドキのように。
昇一先生の本の編者として、新刊を上梓できたことは、少しの恩返しをできたのかと思っています。
そして、未来への恩送りになればとも、願います。
東京は、静かな春の雨。皇居がしっとりと美しく佇んでいます。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2018-4-18 | パーマリンク