おはよう。今朝の一言です。

長年通っていた帽子のお店が、ヨントビルにありました。

プエルトリコ人の気の良い老人夫婦が経営していて、年に数度訪ねるのを、心から楽しみにしてくれていて。

私との写真を店頭に飾っていてくれるほどでした。

コロナになり、その前から店を移転するのだと語っていて、果たして何処にいったものやらと、寂しく思い出している老夫婦でした。

きっとここだ！、バスでヨンドビルのWashingtonstreetを走っているときに直感があって、その店舗の扉をドキドキしながら開けると。

懐かしいマダムが。

問わず語りに近づいて思わず抱き合って。元気だった？、そうお互いに問いかけるだけで胸が一杯になりました。

インスタを見て、元気かなと何時もグランマと話をしていたわ、大きくなった孫娘が笑顔で寄り添ってくれています。

人間の関係は時に瞬間の交差点。

時にその交差が絡み合い、離れ、また交差して。ナパに来る度に思うのです。

人間の人生は、その時々に思うことはできないかもしれないが、美しいものなのだと。

美しくしたいと願い、そのための日々を過ごし、美しさを残したいものなのだと。

間も無くナパを離れます。今回最後のワイナリーの訪問先はメルカワイナリー。

シルビィと別れのハグをする時、毎回寂しさが胸を打ちます。

こんな関係がナパに生まれている奇跡に感謝しつつ。

また次の春に会う時も、未来の理想を心に強く抱いている自分達でありたい。そんな意志と共に。

ナパは、今日も猛暑。日本ほどではないにしても、三週間遅れの気候の進捗を一気に取り戻すほどの気概に満ちた暑さです。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。