おはよう。今朝の一言です。

昨日は日本酒勉強の会。

自分の大好きを、皆に役立てたい。そんな紋子さんの思いが、扉を開いてくれた。そんな会でした。

山内杜氏、南部杜氏、能登杜氏、そして広島在住の杜氏の歴史を遡ると、日本食の根源にまで思いが至ります。

海産の珍味に恵まれた我が国土において、魚の生臭さを包み込む食中酒は不可欠の存在でした。

世界中で一番の食中酒は日本酒と何時も伝える所以です。

一つの世界をとことん極めると、あらゆる世界に通じる秘密の抜け穴に気づきます。

日本酒という小路から食を眺めると、真の旨味を知ることができます。

旨味とはアミノ酸をベースとした、母乳と同じ成分。

昆布出汁を含んだときに感じるアワアワとした懐かしさは、それゆえなのです。

日本酒を楽しみながらそんな味覚の奥深さに思いを馳せるのも、また一興。楽しい会になりました。

こんな一日も、良いものですね。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。