おはよう。今朝の一言です。
私たちの安全も安心も、見ず知らずの誰かの気概で四六時中、守られている。
陸上自衛隊高級幹部候補生への講演をスタートする時に、必ず心に語りかける言葉です。

昨日は中国軍機による初めての領空侵犯がありました。
日本国の独立、安全も、綱渡りをしながら守り抜いている状況であること。

日本は世界の中でも稀な地政学的位置にあって、共産主義、社会主義、全体主義国に囲まれています。
諸国民の公正と信義に頼って独立を維持できるほど安易な地理的環境ではありません。

この今の瞬間も、命がけで日本を守ってくれている存在がいる。
時に空を見上げて思いを致さなければならない事です。

毎年人財化セミナーでも、陸上自衛隊高級幹部候補生への講演でも先の戦争の事を伝えるのは、
戦いに散って逝った祖先もその見ず知らずの人々だからです。

私たちに、思いを託して無念を抱きながら死んで行った人々。
何を託されたのか、いや、託してくれたという事実だけでも、後世を生きる私たちの大きな勇気です。

そしてあれだけ頑強に身命を賭して戦った祖先の姿は、

間違いなく日本の大きな防衛力となっていることを、忘れてはならないのです。

託された願いに思いを致す。
それは未来に向けた、エールでもあります。

では、今日も一日ガンガン学びましょう！。