2025-8-20
今日の一言 8.20
おはよう。今朝の一言です。
今日から四万十セミナー。間も無く松山に向かいます。
この川一本未来に残せないで、私たちの生きた意味はあるのか?。
二十代にスタートした四万十セミナーの始まりの時に、掲げたテーゼです。
四万十川を中心として存在する里山の風景。
それは人間が生き、暮らしてきた痕跡であり証しでもあります。
川は集落の中心点、そして幾多の人々の出会いを生む交差点でした。
日本の河川政策はダムの建設を基軸として、治水護岸を第一として来ました。
治水の為の直線化工事も全国で行われ、自然の姿に触れることができる大河はほぼ姿を消しています。
治水は行政の根本ですから、一概に否定はできませんが、川との暮らしが山村の一つのリズムであった時代からすれば川との関わりは近代化の中で、より希薄になったのです。
四万十川は、生きた、そして近代化以前の姿を濃密に残すもはや唯一の大河。
多様な生態系を残し、四季の風情を語りかけてくる日本の大切な遺産だと思います。
この川が生きたまま未来に受け継がれて行くこと。
それはSYの大きな使命の一つ、大きな恩送りの一つ。
四万十セミナーの意義はそこにあります。
今年もその役割と意義を心において、しっかり進めたいと思います。
後方支援もよろしくお願いしますね。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2025-8-20 | パーマリンク