おはよう。今朝の一言です。

不易と流行。芭蕉が唱えた森羅万象における二つの軸は、様々な場面に応用されます。

変わり行くものと、変わらざるもの。

そう表現すると変わらざるものが、優れたもののように思われ勝ちですが、全ては変わり行くと考えれば流行も不易の一要因とも言えます。

何に時間と手間をかけるかを明確にする事が戦略の要諦ですが、この思考を進めていくと、「何を捨てるか」がより大切なのだと気づきます。

選択とは捨てる覚悟によって可能になるのです。

流行に踊り本質を捨ててはいないか。まずはその疑問から始めないと。そんなことを、夢の中で講演していました。

今日からトップセミナーへ向けた視察をスタートさせるのですが、その軽い興奮が見せてくれた夢でしょう。

定点観測、つまり同じものを見続けると、40年経っても変わらない何かに気づきます。

その変わらない、つまり不易の要素を組み立てて行くプロセスが、トップセミナーへの道筋。

短サイクルの流行に左右されない本質を再発見する旅でもあります。

その本質と言える部分の表現やdesignには流行のエッセンスが不可欠。

大切なことは、不易と流行を取り違えないことにあるのだと、夢の中では言いたかったのだと、明け方のボンヤリした頭で考えていました。

とにもかくにも、また思考の深海へと深度を深めていく日々の始まりです。

よろしくお願いしますね。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。