おはよう。今朝の一言です。

二日続けての東海道新幹線の運転見合せ。昨日昼過ぎの東京駅構内は、さながら難民収容所のような景観でした。

気の毒なのは、海外からの観光客で、英語でのアナウンスや案内はほとんど聞こえず、ただ通路に座り込むばかり。

インバウンドを国家戦略の一環に据える以上、インバウンドサービス力の向上は不可欠な課題です。

それにつけても、運休、運転見合せの決定基準への透明性は深化させるべきではないかと、疲れきった群衆を観つつ思いました。

ここからは、鉄道を愛する人間としての呟きです。

もちろん安全輸送は基本とは言え、輸送責任も公の輸送機関としては守るべき事柄のはずです。

防災能力の高い国土を授けられている日本の輸送機関として、如何に輸送責任を果たすべきかは議論が必要な段階だと思います。

自然災害による鉄道事故は、枚挙に暇がないのも事実です。

しかし、鉄道マンの矜持は輸送責任を果たそうとする気概に在ったことも、真実だと思います。

もはや新幹線は日本のみならず、安全な国日本を訪ねてくる外国人にとっても移動の命綱。様々な事を考える、時間でした。

事なかれ主義に陥る精神風土は日本人の特性でもあります。

そこに大義名分が加わると、頑ななまでに事大主義に固執する。私たちも、気をつけなければならない習性です。

では、今日も一日ガンガン学びましょう！。