2023-7-6
今日の一言 7.6
おはよう。今朝の一言です。
人間誰しも、天命をもってこの世に生を受けます。
天が授けたその人ならではの役割を天命と言います。
特別なものではなく、人各々ぼんやりと抱いている、人生のモチーフです。
しかし、その天命にしっかりと目覚めるには、天運が不可欠なのです。
天は天命に気づかせるために、誰かとの出会いを用意している。
天運とは学びの中で生まれてくる出会いの事であり、人生は誰と出会うかで決まるものです。
昨日の夜噺では、「天成」について多くの時間を割きました。
竜馬の師は天ではないか。司馬遼太郎さんは、勝海舟にそう語らせています。
確かに天地自然の理を思考の核に置き、生き方の指針にしている人間がいるものです。
天が一人の人間を自然に天命へと導き、運を授けている。歴史を俯瞰すると、そんな人物に時に出会います。
そんな天成の人物は、天命を果たした時に天が呼び戻すもの。
竜馬の人生は勝海舟に出会うことで、一気に天命への道筋に乗り、時代の回転へと役割が明確になっていくのです。
それまでの時間は、正に天が師となり、一人の若者を育んだのだ。
そんな事を語った夜噺。すすり泣きが聞こえたり、全員が一瞬にして顔を上げたり、濃密な空気を強く感じた二時間でした。
私たちの天命を考え、天に愛されるように生き、天運を招くべく学び続ける。そんな時を過ごしたいですね。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2023-7-6 | パーマリンク