2023-7-5
今日の一言 7.5
おはよう。今朝の一言です。
京都は36℃の熱波。吹く風も熱を孕み、さながら熱帯雨林を旅する気分でした。
建仁寺さんを訪れるのは半年ぶりで、前回は冬至直前の寒い朝でした。
鳥羽美花先生の襖絵の前に座ると、漣の向こうから涼風と芦原の囁きが聞こえて、心の中に静寂が広がっていきました。
忙中閑あり、暑中涼あり。どんな環境にいても、心の中には瞬間に閑も涼も作れるもの。
どんな現象も心が感じ、心の描くものであれば、自分の捉え方次第ということになります。
5秒の間を作れ!、現場指揮官だった頃、混乱する報告会前の現場で発していた言葉です。
バタバタアワアワと慌てている時に、ほんの5秒手を止め、正しく腰を掛け背筋を伸ばし、心を覗く。
瞑想などと言うものでなくとも、深呼吸をしたり、天井を見つめたり、この今を止めてみるのです。
忙しい時に!、等と思う部下もいたでしょうが、ミスも非効率も意識が曖昧な流れの中で、生まれます。
ほんの、5秒。されど大きな静寂の5秒。
行くぞ!、と大きな声でre・startを告げた瞬間の面々の顔は、全く違うものになっていました。
時に、間を作ることは大きなエネルギーチャージになるものですね。
今日は、第二期夜噺第二回。竜馬はいよいよ時代の狭間に立つことになります。
人間の天命との出会いは、その人間のヴイジョンの透明さが決めるもの。そんなことを語る夜にしたいと思っています。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2023-7-5 | パーマリンク