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2024-7-4

今日の一言 7.4

 

おはよう。今朝の一言です。
先日、あさばさんに泊まった朝の事。
五時に目が覚めてカーテンを開くと、目の前のテラスの手摺に、翡翠が番いで翼を休めています。

時にあさばさんの池にやって来ては美しい飛翔を見せてくれる翡翠。
しかし番いでご挨拶とは、嬉しいなとじっくり観察していると、サッと飛び上がり池の水面にホバリングしながらその美しい正に翡翠色を見せてくれました。

 

因みに、宝石の翡翠色は、鳥の翡翠の美しい色から名付けられたもの。
鳥の翡翠が初めなのです。

 

今朝、翡翠が番いでね、とその時の情景を仲居さんに語ると、「ここにいる私でも、番いの翡翠は今年未だ見てませんのに」と驚いたように語ります。
と、ふとテラスに目をやると今朝と同じく手摺にまた番いが羽を休めて、しかも見詰めあっているではないですか。

ほらほら、のり子さん、そこそこと手招きすると「まあ、本当に!。見詰め合って…」と絶句しつつ眺めていました。

 

「先生だからでしょうね。こんな間近で、あんなに見詰め合っている番いの翡翠がねえ。良いものを見せてもらいました」。
なんでも翡翠の姿を見たいと連泊するお客様もいるそうで、それでも一度も見ることができなくて帰るケースもあるとの事。

 

どうやら、私は珍しい動物に出会う先天的な才があるなと以前から自負はしているのです。

 

シアトルの郊外に泊まった朝、リビングの向こうに大きな犬がいてじっとこちらを見ています。
私も椅子に腰かけて見詰めていると、名残惜しそうに繁みへと。
後で従業員がこんなところまでコヨーテがと騒いでいたり。
そうそう白い狼に出会ったりシャチの大群に囲まれたり、何より毎年あれだけのグリズリーと過ごせたり。
「サトーさんは本当に、ラッキーマンだな」と、アラスカでジムに言われたことは再三再四。
やはり好きが成せる技なのでしょうね。

 

件の(くだんの)翡翠は、部屋を出るときにもやって来て、手摺でじっと見送ってくれました。
そんな友ができるのも、人生の大きな喜びです。

 

さて、今日から夏季研修のスタートです。
稔り多き時間にしたいですね。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。

投稿者: syworks 日時: 2024-7-4 | パーマリンク



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