2024-6-6
今日の一言 6.6
おはよう。今朝の一言です。
出雲大社の社殿は、創建から鎌倉時代頃までは高さ48メートルの巨大なものであったと、言い伝えられてきました。
そんな馬鹿な、どうやって作るのだとお伽噺の領域に入れられていましたが、2000年3月、巨大な柱列が発掘されるに至って事実だと認識されることになります。
現代人の発想や常識は、1500年以上前の人々よりも如何に貧弱になっているかの証でもあります。
科学や進化したはずの常識は、時として不可能の理由を積み立てる盾になって、様々な真を闇の中に閉じ込めてしまうものです。
巨大柱列の発見前後、大林組が宮司家に伝わる図面と照合し、48メートルの社殿の実現可能性を発表しましたが、コンピューターもない時代、私たちの祖先の雄大な発想や技術に圧倒される事実です。
考えるからこそ人間である。良く伝える言葉です。
考え、思考を変化させ、新たな事にチャレンジする意志を手にする。
それは、コンピューターも圧倒的な情報もなかった時代の方が、より活発だったと思います。
自分の頭で何かを実現する喜び。ともすれば私たちが失いつつある人間の本性ですね。
今日から佐藤家合宿。学んで欲しいのは人間とは何かということ。思考の始点です。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2024-6-6 | パーマリンク