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2025-6-5

今日の一言 6.5

 

おはよう。今朝の一言です。
アンチ巨人の長嶋贔屓。正に私はその典型でした。

なんと言っても父は怒涛のアンチ巨人。

巨人が勝っていると、寝るまで不機嫌で子供心に、今日は巨人が負けています様にとの思いでナイター放送の始まりを固唾をのんで待っていました。

 

あっ!、巨人負けてる!、そのスコアボードが映るとホッとしたものでした。

その父は巨人軍の頭目長嶋嫌い。

長嶋選手がホームランを打とうものなら、テレビが壊れるのではないかと思うほどの舌打ちを響かせたものでした。

 

そんな環境ですから、もちろん私もアンチ巨人。

巨人軍が負けていると万歳を叫ぶ様になりました。

しかし、長嶋選手だけは大好き。

何故かと聞かれても、兎に角小学生の心を掴むオーラと笑顔がありました。

小学三年生から阪神ファンになって巨人軍は目の敵ですが、長嶋選手に打たれればしょうがないなと、思えたものでした。
長嶋選手が「巨人軍は永遠に不滅です」、そう絶叫した引退試合の日、急病(?)で高校を飛び出しテレビの前に駆け込み、仇敵の姿を心に焼き付け、その言葉に涙を流しました。

あれから51年、太陽のような、いや太陽そのものの魂がこの世に別れを告げ来世へと。

幸せな時代だったと染々思います。

高度成長の只中、明日は今日よりもっと良い、そう誰もが信じて生きていたあの頃。

長嶋選手はそんな明日を連れてくる象徴でした。

 

その活躍の一端を、見守り続けた一人の野球小僧から、万感の思いを届けています。

贈る言葉は、皆同じでしょう。「ありがとう!、ミスター。同じ時代を生きて本当に幸せでしたよ」。

昭和は遠くなりにけり。すっかり寂しくなりました。

 

でも未来への恩送りをとことん信じて、頑張りますよ!。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。

投稿者: syworks 日時: 2025-6-5 | パーマリンク



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