2024-6-24
今日の一言 6.24
おはよう。今朝の一言です。
「良い旅だった…」、そう独り言を呟き、旅の終わりの時間にいつもの風景の中へと、身をまかせる。
それは、とても幸せなことで、人生からのご褒美の様な一時です。
遠き対岸、サンフランシスコの街は海霧に沈んでいて、まるで天からの笛と惑うような霧笛が響いてきます。
一方、ここサウサリートの宿、何時もの213号室は初夏の陽光に包まれて美しい輝きに溢れています。
人生を心豊かに創りあげる。
その為にこそ仕事があり、自らの使命を一歩ずつ振り返りながら、日々険しい山道を歩むのだ。
この旅でも、毎日そんな感激に胸が高鳴る場面を皆さんと共有できました。
ワイン界の神様、フィリップ・メルカ夫妻が待っていてくれて、バレルティステイングに自ら誘ってくれたり。
ハーランの神話に耳を澄ませつつ、そのワイン片手に遥かなる心の旅に出かける一時を過ごしたり。
何より、素晴らしきお客様、若き魂と未来への憧れを語り合う時間も過ごせました。
貴方と心の旅を共にする事が人生の大きな夢だったと語ってくれる同志との会話は、
きっとこの世との別れの瞬間にも思い出す記憶なのだと思います。
すっかり対岸のサンフランシスコは、霧の厚いベールの向こうに包まれて、サウサリートの輝きは目眩くように増すばかり。
遠い霧笛は、遥か昔の記憶を呼び覚ましてくれています。
良い旅だった、そんな言葉を何度も呟き心に語り、旅の終わりの良き時を過ごしています。
留守を守ってくれる皆への感謝と共に。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2024-6-24 | パーマリンク