おはよう。今朝の一言です。

四万十の三日間、雨の合間合間にカヌー体験も蛍観賞もできて、雨の間は読書会と、ある意味天気に恵まれた日々でした。

情を育むこと。四万十や南魚沼研修の目的です。

情とは感じる感度や知を発動する大切なものです。どんなに学んでいても、森羅万象の微細な変化に気づかなければ、知は発動しません。

観察する→発見する。観察とは観て察する事ですが、観る、を自発的にしなければ察することはなかなかできないものです。

観る意志は、何かの微細な違和感やそこに何かのときめきを感じる所に生まれてきます。

これが情の動き。そこで何かを発見できるかどうかは、それまでの経験値や知の集積に依ると思います。

情の動きがなければ、視界の風景は何時もと同じ、ときめきのないただの通勤道に過ぎません。

時には通勤の道も変えてごらんなさいと言うのは、新しい発見の機会が増えるからです。

その入口も、あれ？！、という情の発動からでしょう。

発見したら驚愕しなさい、とよく伝えているはずです。

自らの発見に驚愕する、それほど深く発見する。きっと記憶がアップデートされるはずです。

情を磨くには、どれだけ自然の中に身を置き、自然の美しさに情を動かされるかが、一番だと考えています。

情を磨く、情を高める。大切にしてくださいね。

今日は西日本は大雨の予報。心して北陸路に向かいます。

では今日も一日ガンガン学びましょう。