2023-5-16
今日の一言 5.16
おはよう。今朝の一言です。
東海道新幹線開通以来、車両はだんご鼻の0系の独壇場。子供の時から新幹線と言えば0系でした。
社会人になったある日。とんがり鼻の100系を初めて見た時はその未来的なフォルム、そして一気に広がったシートピッチに新しい風を感じたものでした。
食堂車は2階。視界が遠くに広がって、それまでとは違う車窓も新鮮でした。
のぞみがデビューしたのは1992年3月14日の事で、同時に300系が登場したのですが、鉄人28号の様な姿は何とも…。
300系では食堂車も姿を消し2階の風景も失われ、極力100系のひかりを選んで乗車したものです。
その後、登場したのが名車両500系。
カンセンジャーのモデルにもなったその容姿は、未来から来た!、そんなオーラを纏っていました。
0系、100系、300系、500系。時にその4系統が交互に姿を見せていた東京駅は、まさに鉄道の楽しさや、ときめきを感じさせてくれたものです。
新幹線の代表だっただんご鼻0系の東海道からの引退は、1999年12月のこと。
一つの時代の終わりを感じながら姿を見送った、12月の寒い一日を今でも覚えています。
今は700系統が東海道を制覇。他の車両を見ることはなくなりました。
入線してくると、歓声があがりカメラを取り出す人が多かった500系は、今も山陽新幹線でその姿を見ることができます。
各駅停車の少し落ちぶれた姿ではありますが、新大阪では、多くの海外からの観光客がスマホを向けていました。
大阪に住み東海道を毎日のように駆け回った頃の戦友だよなぁ。そんな懐かしさをその姿に感じます。
何時まで現役でいてくれるのか。いま見ても、未来的なその姿を惜しみながら、出発して西に向かう姿に手を降りましたよ。
新幹線にも物語がありますね。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2023-5-16 | パーマリンク