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2024-5-14

今日の一言 5.14

 

おはよう。今朝の一言です。

昨日は静岡SYサークルから東京に戻り、夜は夜噺。

ずいぶんと激しい雨を切り裂いて走る新幹線の車窓に、梅雨の走りを感じる一日でした。

 

夜噺第三期のスタートは、「坂の上の雲」、第二期の「竜馬がゆく」に続く大作へのチャレンジです。

人間も国家も同じで、未来への態度は4つのタイプに分けられます。

①、誰よりも先頭を行き未知を切り拓いていく真のリーダータイプ。

②、先頭を進む存在をキャッチアップしようとするチャレンジャータイプ。

③、横や回りを見回して皆と一緒に足並みを揃えようとする羊さんタイプ。

④、世の中に不満や批判をただ繰り返し何にもしないナマケモノタイプ。

 

何故明治の初期、日本は急速に近代化を進め、列強の植民地化の意図を跳ね返すことができたのか。

各々の分野に、①の真のリーダータイプが存在していた、そこが肝だと思います。

 

未知へのチャレンジには、想像力と目的主義の二つが不可欠ですがなかなかこの二つを備えることは難しいものです。

 

目的主義の反対語は功利主義ですが、人間は純粋に一つの目的達成を目指していても、損得の誘惑に負けてしまうことがあるものです。

目的主義の仮面を被った功利主義者ほど手に負えない存在はありません。

 

明治期の日本。

日本は国として、近代化の坂道を駆け登りながら、坂の上に浮かぶ雲の姿を憧れと危機感を持って追いかけました。

まるで眼を輝かせた少年のように。当初、そこには功利主義を遥かに凌駕する目的主義者たちが群生していたのです。

 

これから、ページを捲りながら日本国の青春を語ること。楽しみです。

今日は京都での素心塾に向かいます。

テーマは日本建国の源流。時空の旅を続けてきます。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。

投稿者: syworks 日時: 2024-5-14 | パーマリンク



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