2025-4-30
今日の一言 4.30
おはよう。今朝の一言です。
昭和100年との言葉が随分と耳に届いた昭和の日。
人間学研究会で昭和天皇を取り上げたこともあり、感慨深い4月29日でした。
この今が在るのは、近代史において昭和天皇がおられたお陰である。
そう語れば、20年前頃は天皇の戦争犯罪論が反論として向かってくることが、ありました。
日教組教育の中でも、大東亜戦争の最大の罪は天皇制にあるのだと教えられたはずです。
「聖断」という言葉をSY人であれば語れる教養を持っていると信じていますが、
終戦に至ったのは昭和天皇の「自分が全ての責任を一人で負う」、との決断が導いたものでした。
一月後、占領軍の最高司令官マッカーサー将軍の所に出向き、同じ言葉を伝え、
マッカーサー将軍は世界史に類例のない最高の紳士であると昭和天皇を評しました。
リーダーの徳義。SYの幹部にも伝える言葉ですが、その凝縮した一滴の雫が昭和天皇だったと思います。
戦後すぐ、戦災にうちひしがれ、肉親を戦塵に失った国民を励ましたいと昭和天皇は日本全国を巡幸されました。
感涙も、憎悪も、批判も全て一身に受け止める覚悟がなければ踏み出せないことだと感じます。
国民はこぞって天皇の覚悟に満ちたお姿に感激し、勇気を胸にしたのです、譲位をし、静穏な暮らしをおくることを選択せず、辛いこと大儀なことを選択された君主を、世界中は様々な感慨でみていました。
一人の人生には図書館一館分の物語が描かれています。
昭和の日は、各々の価値観や歴史観を振り返る一日ですね。
さて、4月も最終日となりました。
正に光陰矢の如し。良き一日にしてください。
では、今日も一日ガンガン学びましょう!。
投稿者: syworks 日時: 2025-4-30 | パーマリンク