おはよう。今朝の一言です。

70年代、黄砂はロマンティックな存在だった。そんな社長メールに、驚いたというメールを

多くもらいました。その頃は中国は近代化前で、PM2.5などというものはなく、大気汚染物質が

付着した黄砂ではなかったのです。純粋なシルクロードからの手紙。もちろん洗濯や車の大敵では

あったでしょうが、それほど恐怖の対象ではなかったと思います。

一つの事象も、常に歴史的な観点でとらえるとその変化の理由が分かるものです。

傾向線的に考える視点は、コンサルタントに必須のものですし、歴史的俯瞰力もまた然り。

それは、昨日の哲学研究会、西郷隆盛探求でも感じたことです。一人の下級武士が、

時代のうねりを生み出していくプロセスは、憤を憧れへ、そして小志を大志へと変えていくSTORY。

なるほど人間は、変わるからこそ、人間なのだと教えられます。一人の人間を俯瞰する楽しさに

耽る数日でした。人に歴史あり。私たちの仕事にとって大切な知性ですね。

今日は札幌へ。張り切って行ってきます。では、今日も一日ガンガン学びましょう。