おはよう。今朝の一言です。

人間の意識は、「同じ」と、「違う」を認識できる様に進化した、と言われます。

チンパンジーは違う、は理解しても「同じ」は理解できないのです。物々交換も、貨幣の発明も、

民族の形成も、同じと言う認識から生まれたものでしょう。同じと言う認識が交換を生み、

社会を派生させ、表現技術を高めたのだと思います。日本人は、違いの発見よりも同じの共有を

第一とする民族特性を持っています。十七条憲法の第一条に、和を以て、と認められたのは、

和同を民族の第一価値と再定義したのだと考えています。一神教文化圏、さらに大陸の文化圏では、

違いの発見が安全や国家形成の基盤であり続けてきたと、歴史を俯瞰して気づきました。

違いをあげつらう時代の流れの中で、同じを発見することに長けた日本の特性、

文化は世界の一つの道標になると、改めて実感しています。分断の時代。和、和同、調和。

そこから生まれてくる優しさや和らぎ、そして文化を大切にしなければ。

人財化セミナーへの学びの中で、強く発信したいと心に置いています。今日は京都に向かいます。

東海道の春気配はいかほどか、心を春色に染めて学びの電流を高めていきますね。

では、今日も一日ガンガン学びましょう！。