おはよう。今朝の一言です。

ご馳走とは。その真髄をアルケッチャーノ奥田シェフに教えられました。16品のメニューには、

全て意味があり、思いがあり、心を感じさせる。圧倒された２時間のステージでした。

雉、猪、鴨は猟師に最高のタイミングでの捕獲を依頼したのでしょう。抜群の鮮度と風味、歯触りでした。

思いを馳せ、心を表現する。奥田政行シェフの私たちへの敬意が伝わってきて、16皿が一つの協奏曲を

奏でてくれた、そんな思いで新生アルケチャーノを後にしました。いつまでもいつまでも、

手をふり見送ってくれた奥田シェフとアルケチームの姿に、心が震えて。

あのシェフの料理を、時に心がささやきます。斎須政雄シェフ、トーマス・ケラーシェフ、

デービッド・ブーレーシェフ、そして奥田シェフ。共通するのは、一皿一皿に籠められた一人の人間の

思想の繊細さであり、素材への敬意が語りかけてくる物語。

心地よさとは、そこに共振する思いなのでしょう。また、庄内へ。皆と向かいたいですね。

今日は、雪国から東京へ。明日は東京も雪の予報です。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。