2023-2-28
今日の一言 2.28
おはよう。今朝の一言です。
一人の偉人を語る。それはその人間の思索の旅路を、再体験するという事だと思います。
その時代に時空を超えて辿り着き、その時代に自らの理性をチューニングして、その時代に生きる。
もちろんそれは、空想の、そして仮想の体験です。だからこそ、その人間の思いを深層まで辿り、
その時々の決断の真意を諮らなければと、何時も心に刻んでいます。日本の国柄。
それは恩をスタート点にし、そこから義理人情を判断基準として、お互い様=互譲互助という思想に至る、
世界に二つと無い、国柄です。出光佐三さんの思想を再体験する度に思います。
佐三さんは、とことん日本を、日本人を信じていたのだと。どんなに欧米の思想、つまり物優先の思想が
入ってきても、必ず人間優先の思想に戻る。無私の正しい在り方に帰ると、希望を抱いていたのでしょう。
佐三さんの死から四十年が経ち、果たして私たちは日本人として生きているのか。
人間尊重の生き方をしているのだろうか。自らを省みて、尊くあれ。
その気概でこの時代を、世界の先頭を切って生きなければ祖先に申し訳ない。
改めて佐三さんを学ぶなかで、強く思ったことです。私たちは世界に二つと無い、この国の歴史の
今を生かされています。だからこそ。自覚と気概を持たなければ。心の奥底から沸き立つ思いの中で、
強く心にしたことです。自らを省みて、常に尊く生きていきたいですね。
思いは未来の私たちの子孫の為にと、その一点に集約して正しく。哲学研究会、自らを自問自答する機会に
なっていると毎回思います。それは、人間として本当に有り難い事です。
とにかく学びを生かして、恥じざる人生を生きたいですね。2月も晦日。いよいよ三月に入ります。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2023-2-28 | パーマリンク