おはよう。今朝の一言です。

日曜日は、正に春の淡雪。うっすらと積もった雪が陽光に、まるで陽炎の様に消えていきました。

先週末の熊本往復の時。機窓には、次々に早春の雲が姿を現してくれました。積雲、巻雲。

まるで平たい綿菓子のように空を威風堂々と行くその雲に、何故か輪廻転生を思っていました。

雲はやがて雨や雪となり地上に舞い落ちて、また陽光に照らされてこの雲になる。

その無限連鎖の中にこそ、人間の在り方が隠されているのだろうと。

ちょうど、哲学研究会、出光佐三さんの回のためにアンドレ・マルローを上空で読んでいました。

日本人の心性は、垂直に立ち上がる上昇に在る。天は下降し、民は上昇する。

その連鎖こそ日本そのものではないか。出光佐三さんの人生を俯瞰すると、人間としての垂直軸を

求め続けたことに気づきます。自らを省みて、尊い人であれ。この言葉ほど衿を正して

心に囁きかけたものは無いのかもしれません。改めて出光佐三さんを追いつつ、人間尊重の意味を

心に刻んでいます。張りきって哲研に向かいますね！。後方支援、よろしくお願いします。

２月も残り二日。なんとも光陰矢の如し。あの嬉しい誕生会がまるで永劫の彼方のように感じます。

時の早さに負けること無く、この一日に歩を刻まないとね。では、今日も一日ガンガン学びましょう。