2023-2-17
今日の一言 2.17
おはよう。今朝の一言です。
社会公共性と自由の共存する社会、そして個としての人間。そこに大きな未来の理想がある。
哲学者が求めてきた理想です。マルクスはそんな人間を、類的存在と呼び理想的人間としました。
論語・為政には「七十にして 心の欲する所に従いて のりをこえず」とあります。
人間70歳にもなれば気儘に振る舞っていても、人の道に外れない行動をとれるようになるものだ。
そんな意味です。社会公共性とは、世の為人の為になる、と言うことで、よく発信する言葉を使えば、
誰かの迷惑にならないように振る舞う、その教養を下敷きにした行動を指します。法律とか規則によって
強制されるのではなく個人の自由意思で、社会公共性を実現できる社会。その倫理的な理想に近い国の形が
日本であると、思います。コロナのロックダウンも多くの国では罰則の伴う法律によって実施されましたし、
マスクの着用も同様でした。日本は、同調圧力などが批判はされたものの、国民の良識を下敷きに
大きな混乱なくコロナをここまで乗り越えてきました。その国民性こそが日本を支える社会資本の
本質なのだと、日々思います。
確かにビヨンド・コロナの日本には、目を覆いたくなる光景、人々の姿が散見されます。
この3年で、何かが失われた実感もあります。だからこそ、と思うのです。一人の公人として、
子供たちが見てもかっこ良いと思える振る舞いを、大切にしたい。何かの起点になるように、在りたいと。
私たちが継承してきた「永遠の日本」。大事に恩送りしなければ、ならないですね。
もう早くも週末。インフルエンザの魔の手が、SYにも伸びているようです。
くれぐれも期末に向けて体調管理を大事にしてください。よろしくお願いしますね。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2023-2-17 | パーマリンク