おはよう。今朝の一言です。

後継者育成学校は、二年間のカリキュラム。宿泊研修も、二世代面談もあって、

卒業する二年後には参加者どうしの絆は、想像以上に深まっているようです。

後継者の共通の悩みは、先代、多くの場合は父親との関係性にあります。

程度の差はあれ、父との葛藤はその父を超えたいとの思いであり、まだまだ負けないと、

大きな壁で在り続ける父の思いとの戦い。昨日の後継者たちの懇親会の会話は、その戦い方、

強い父を巡る複雑な思いでいつも以上に盛り上がっていました。

ゲスト講師、児玉義則社長の父への愛情、熾烈な、それでいて敬意に満ちた戦いの物語が、

そのエネルギーであったことは間違いありません。謙虚さと敬意。

その両輪は父に対する戦いのルールであり、父親にしても昔の自分を振り返るきっかけになるものです。

父とは、言葉下手であり、思いの強さが怒りに転嫁しやすいもの。

私の講座も、父との局地戦を思い出しながらの言葉になりました。思い出せば懐かしい父との会話であり、

その根底には父の愛情があったのだと、思い知らされます。

何時かは昔話になってしまう、親父との対話を大切にして欲しいと改めて思いつつの講座でした。

さて12月、師走も駆け足で過ぎていきます。一日一日、為すべき事に集中して時間に挑んでくださいね。

では今日も一日ガンガン学びましょう。