2023-12-21
今日の一言 12.21
おはよう。今朝の一言です。
ハレー彗星が日本の夜空を駆け抜けて行ったのは1986年。
小学校の図書室で1910年のハレー彗星接近とそれに伴う世界の混乱を興味深く読みました。
75年周期で地球に接近する事を知り、そうか28歳の時観ることができるのか!と、ワクワクその日を夢見たものでした。
思い出してみれば、その時は呆気なく通りすぎたようです。
疾風怒濤の激務の中で時に天空を眺め、出張の隙をついて函館山でぼんやりした彗星の尻尾を見詰め、
この今の自分はあの時に想像した大人になっているのかと、自問したものでした。
そのハレー彗星が遠日点を過ぎて地球への接近軌道に変換したのはつい十日ばかり前の事。
次に地球に接近するのは2061年7月下旬。37年後です。
私は103歳ですから、天空から彗星の姿を観察しているのでしょう。1986年よりずっと地球のそばを通過するので、
長い彗星の尾を観ることができるはずです。皆は幾つになっていますか?。どんな幸せを手にしていることでしょう。
その頃、夜空を子や孫や曾孫と眺めながら37年前に誰かがこの日の事を話していたなと、
思い出すのかもしれません。人間の人生の面白さと不思議さは、そんな未来を想像し、そんな未来から過去を思い出す。
時空を超えた記憶の交差にあるのだと、思います。
日本は寒気の渦の中にすっぽり包まれている気配。
年の瀬へ向けて、体調管理に気をつけてくださいね。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2023-12-21 | パーマリンク