2025-12-19
今日の一言 12.19

おはよう。今朝の一言です。
先日の越後湯沢駅。入口の自動ドアが開きません。
ん、と思ってあちらに立ったりこちらに立ったりしていると、ドアに貼り紙があることに気づきました。
熊が出没しているので、手動です!、との貼り紙。
熊が入ってくるので、必ずドアは閉めてくださいとの注意も。
不謹慎なことですが、思わず微笑んでしまいました。
熊にとっては、突然開いたドアは、正に魔法の扉。
思わず飛び込めば、明るく温かく、そして魅惑的な香りに満ちた楽園そのもの。
そこに驚愕し逃げ惑う人々がいなければの話しです。
大声をあげて背中を見せて逃げる個体は、鹿であれ人間であれ追いかけ補食しょうとするのは、生まれついての本能。食欲をそそる香りも忘れて追いかけてしまうのは、致し方のない行動なのです。
今年一番頂いた質問は、熊騒動の解決策についてでした。
「個体数制限」が大きなテーマで、その手段として春熊猟を再開する。
熊をこよなく愛してきたからこそ、その非情なと思われる対策を答えてきました。
日本における最強の生き物、そして、神とされてきた存在。
闇雲に淘汰が進んで良いはずもありません。畏れを抱く存在を深山に持っていることは、日本人の精神性を支えてきた物語の一つです。
共存とは、何か?。深く考えた一年でした。
いよいよ今年も僅かになってきました。
一歩を大切に、良き時間を過ごしてくださいね。
では今日も一日ガンガン学びましょう!。
投稿者: syworks 日時: 2025-12-19 | パーマリンク






