2023-12-14
今日の一言 12.14
おはよう。今朝の一言です。
人間の日々の営みこそが、祈りそのもの。
素心塾に登壇して頂いた岸圭子先生の講話に佐藤初女さんの面影を思い出す時間を過ごしました。
佐藤初女さんの「いのちのおむすび」を頂きに岩木山懐に通った頃、大きな心の気づきに震えたものでした。
「私たちは人に仕えるために、生まれてきました。元気に挨拶するだけでも、人を喜ばせることはできるものです」。
「自分で納得して答えが出せた人はすぐに行動に移ります。まわりが驚くくらいあっさり変わりますよ。過去にとらわれると、後悔だけになってしまいます」。
様々な言葉が甦ります。
当たり前の日々に、どれだけ真摯に心を配り生きているのか。
初女さんの姿、言葉、笑顔にはそんな問いかけが満ちていました。
「この大根をね、美味しくしてあげたい」。丁寧に、大切に、心を籠めて生きる。
その美しさに触れる為に弘前へと向かう道中は、心が踊ったものでした。
私たちの日々は、たった一回。そして二度と帰らざるものです。
何よりも私個人に与えられ託された瞬間なのです。
日々の繰り返しのなかで、それが恰も連続し、同一の様に思う事もあるでしょう。
しかし、昨日と同じ様な今日が全く新しい今日であり、再現性のないたった一回の瞬間だと言うことに、なかなか人は気づきません。
明日やろうは、ばか野郎。その通りなのです。
では、今日というかけ替えのない過ぎ逝く時の役割は、何だったのか。
答えられる一日を過ごしたのか。
二度と経験できない昨日に、何を残すことができたのか。
この瞬間に関わる全ての物事に心を馳せ、何か出来る事はないかと発見し最善を尽くす。
小さな物事に耳を澄まし、眼を配るのです。
研修から三日が経ち、また変わることのない日常に、ぼんやりしては居ませんか。
この今に出来ること。その一点に走り出してくださいね。
では、今日も前にガンガン学びましょう!。
投稿者: syworks 日時: 2023-12-14 | パーマリンク