おはよう。今朝の一言です。

どこまで些事に気づくことが、できるか。

眼を鍛えると、よく言葉にしますが、人間の質とはその鍛えられた眼の精度と深まりによって語られるものだと、思います。

一つの事象を観る。その視点はどこまで時間を遡り、相手の心配りの深さにまで至っているのか。

それは、日々、若いなりに重ねることのできるプラクティスです。

身の丈を知ることも、冬期研修の目的の一つ。

様々な設えや心配りに臆することなく対面し、その意味や意図を自問できているか、その思索の程度によって、各自の身の丈は決まるものだと思います。

一つのウェルカムボードを観て、そこに籠められた思い、かけられた時間と手前に思いを馳せられるか。

その時に発すべき言葉を心の中から発しているか。

出来ていないとすれば、丹精を籠めてくれたウェルカムボードは、自身の身の丈にあっていないのです。

一流を目指したい、一流を目指し歩み始める。この二つにも遠大な距離の差があります。

今日、この一日が歩みとなるように、確かな道筋を進んでください。

よろしくお願いしますね。今日の「あさば」は初冬の雨。雨音に耳を澄ます。

そんな一時も天地自然から頂くエネルギーですね。

では今日も一日ガンガン学びましょう。