おはよう。今朝の一言です。旅立ちは、雨上がりの薄日差す朝が、良い。

鉄旅に出始めた中学一年の頃、日記に書いた事がありました。明日は晴れるかな？。

少し憂鬱で大きくワクワク。ラジオの気象情報に耳を澄まし、天気図を眺めて、

まだ見ぬ風景に思いを馳せる時間。

雨音の向こう側に晴れ上がった空を描いて、眠りに着いたものでした。

翌朝、明けきらぬ町を、雨上がりの香りを胸一杯に吸い込んで、小走りに仙台駅に向かう時には、

憂鬱さも怖じけも消えて、ときめきだけが胸を満たしていました。

東雲が輝きだす頃。北へ向かう急行列車に飛び乗れば頭の中は妄想無限列車が縦横無尽に駆け巡って。

なんか、あの頃と変わらないなぁと、明けきらぬ小松島をタクシーで出るときに、可笑しくなりました。

雨は上がり、東の空は明るく輝きだして。やっぱり旅立ちは雨上がりがいいなと、呟いて。

違うのは向かう先が奥羽山脈の峠ではなく、ニューヨークということ。予報では冷たい雨。

きっとこの朝礼の頃は視察を終えて、一人マンハッタンのbarにいるのでしょう。三年ぶりのニューヨーク。

頭の何処かで何かがようやく動き出したと、感じているかな。様々な動き、学び、歓喜、葛藤に満ちた

2022年も早いもので師走の始まりです。

この一年を成果溢れるものにできるかどうかは、正に第三四半期最終月のこの１ヶ月にかかります。

前向き、全力、心配りを心に。では、今日も一日ガンガン学びましょう。