おはよう。今朝の一言です。

あっという間の弾丸ニューヨーク。

パリ、シシリア、そしてニューヨークと息つく間もない４週間でしたが、

情報は移動距離の二乗に比例し、思索深度は圧縮比に比例する事を、実感した日々でした。

時代の回転軸が軋みを立てて大きく転針している今、私たちは目を見開き実在の世界の中に

その轟音を聞かなければならないのだと感じます。

転針する方位は、正に人間性価値。

問題は何処に人間性という曖昧な一点を打っているのかだと思います。

労働は人間にとって人間性の在り方を如実に示すものですが、労働に求める価値一つ無限の考え方があります。

ただ今回のニューヨークで強く思ったのは、無限級数的に拡散した労働観はその極大期を過ぎ、

一つのベクトルに収斂しつつあるということです。

人間の自由と権利はなにものより勝るものである、そのフランス革命から今に紐付く思考パラダイムへの違和感が、

ニューヨークの街角街角に潜んでいました。

その突破口が人間と人間が幸せなコミュニケーションを積み上げる労働観への共感の連鎖に在るのではないか。

そんな空想をマンハッタンでできたことが、大きな収穫でありました。

懐かしい未来。

2020年に強く発信した言葉の真を、自分自身が掴みかけているのだとも思えます。

昨晩の改札口に集まってくれた面々、ホームで何時ものように笑顔で待っている仲間。

その顔を目にした瞬間の確かな感激が、その顕れなのだとも旅の終わりに思えたこと、幸せでした。

ありがとう！。

世界は新しい未来の価値を求めている。

その理想の在り方を示すべく私たちSYがいます。

自覚と覚悟の質を高めていかなければならないですね。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。