2022-11-18
今日の一言 11.18
おはよう。今朝の一言です。
悼むという感情が、人類の感性を大きく進化させた。
その感性は神という、形而上的な存在の創造に至り、大きく知性を進化させる契機となったのではないか。
人財化セミナーでも発信するこの仮説は、大学時代からの思考で、学友と議論したことでもありました。
墓石を読んだり、墓碑に関心が強い子供時代の習いなのか、見知らぬ人であっても、遠大な人生という物語があったこと。
その事実に自然と頭を垂れる事こそ、人間足る所以であるとも思います。
この歳になると、見送る人々が自然と増えて、心の中の墓名碑が増えていきます。
それも人の世の習いですね。
松田輝夫先生の訃報を頂き、今年、社員研修を萩でやらなければと強く思った意味を、知りました。
松田先生に松陰先生の言葉を一対一、座敷に机を挟んで教えていただいたのはもう、四半世紀前の事。
それから絶えることなく、毎年毎年、教えを頂いて来ました。
何故、松下村塾に惹き付けられ、松陰先生を求め続けてきたのか。
教えを頂く度、その答えが少しずつ少しずつ、見えてくる。
そんなこころときめく時間を、沢山頂いたのです。
お母様から、毎朝松陰神社に御詣りしてから学校に行きなさいと言われ、実践し続け、教員の道へと進まれた松田先生は、その風貌が松陰先生に生き写しでした。
言葉つきも、話し方もきっとこうだったのではないか。そんな想像も、楽しい記憶です。
松田輝夫先生から頂いた種が、芽吹くように。
君たちも、その一粒の種なのです。心に刻んでくださいね。
今日はcommonクリニック。怠ることなく、努めてきます。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2022-11-18 | パーマリンク