2022-11-15
今日の一言 11.15
おはよう。今朝の一言です。
昨日の一流研究会での神宮詣りは、日本晴れの中、清々しいものでした。
正式参拝で、大神様に額づく刹那、お社から一陣の風が吹きわたり、全身を包み込まれて。
有り難さ、忝なさ、そんな感情が尽きることなく湧き出てきました。
この身に流れている、遠大な祖先からの血脈。受け継ぐという事、手渡すという事。
その役割を担う喜びと覚悟。伊勢を訪ね、神宮に額づく度に、心に蘇ります。
そんな場を私たちは与えられていて、心新たに自分自身を振り返ることができる。
それは本当に幸せなことです。
人間は、伝統と永遠性、その垂直軸の狭間に立っている。
何時も伝える言葉ですが、伝統に思いを馳せるからこそ、永遠という意味を知ることができます。
受け継がれてきた何か、そしてこれからも続いていくだろう何か。
永劫の歴史の中にいる自分という存在の尊さは、その担い手であるという一点に尽きるのです。
大きな物語の中を旅するこの小さな存在。
小さくても、限りなく大きな使命を持っています。
この今という、再びやってくることの無い時を大切にしなければならないですね。
今晩は、夜噺、花神の会。そんなこんなを、思いを籠めて、話したいと思います。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2022-11-15 | パーマリンク