おはよう。今朝の一言です。

世界史の視点から日本の歴史を観ると、様々な歴史の意味に気づきます。

人種の平等性を証明する役割が日本民族に課せられたテーマだった。

何時も感じるのですが、それは様々な民族の受け皿だった日本列島の必然なのだ。伊勢に来る度に思うことです。

神宮を訪れる外国人の多さに目を奪われながら、トインビーの言葉を思い出します。

「すべての宗教に通じるunity」。トインビーが感じ、言葉にした霊性こそ、日本人の本性を強く表していると思うのです。

日本人は情の民族、理論や理屈ではなく、人間としての正しい生き方を直感＝情で判断し行動する特性を持ちます。

理論で考えれば瞬間考働は取れません。情動は人間の魂が発動し、その刹那に手足を働かせます。

宗教的感性も、言葉も、習慣も違う様々な人種が辿り着いた日本列島は、その情を育む環境に溢れてもいました。

驚くほどの四季の移ろい、天変地異、水にも緑にも、自然の食糧にも恵まれた環境。

天の配剤とも言える列島に生きる有り難さが、争いよりも和合と自然に民族を融合させていったのだと気づかされます。

日本人の魂の故郷。伊勢がそう認識されるのも、理由があっての事だと考えた10月晦日。

早い早いと言っても仕方ありません。

時の早さに負けずにスピードを上げつつ11月をスタートさせましょう。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。