2023-10-31
今日の一言 10.31
おはよう。今朝の一言です。
自分たちの国に役立ちたいと思っている。しかし未来が明るいとは思えない。40代の幸せな姿は想像できない。
10年前の内閣府の7ヶ国若者調査を見た時に、不思議な感覚を持ちました。
国への誇りも持っている、役立ちたいとも思う。
本当はそんな若者が多く居るだけでも、未来は輝いているのに、その当事者である若者たちが考える未来は絶望色に塗られているのです。
その根本的課題は何処に在るのか。深く考えた結論は、日本の歴史に対する自己肯定感の欠損にあるのではないか、ということでした。
世界から愛され、訪ねたい国のNo.1でもある。
何より19世紀、白人主導の植民地主義に、最後の防波堤として立ち向かった我が国の歴史には、限りないエネルギーと健気さが満ちています。
戦後、アメリカ主導の世界観と、共産主義思想に包まれた教育体系の中で、日本の近世、時に中世からの歴史は暗黒色に塗り込められてきました。
歴史は、民族の物語であり、先祖からのラブレター。
未来へ未来へと、懸命に紡がれてきた先祖の生き様を透明な目で観ることは、一人の人間の自己肯定感の大元だと信じています。
何より、私たち一人一人が、唯一無二と言える悠久の歴史を受け取り、未来へと手渡していく大切な存在なのだと心から思えること自体が、幸せなことと感じてもらいたい。
伊勢研修で何時も任される第一講座で伝えたい思いです。
世界一の社会資本に満ちたこの国に生きること、その社会資本をより良くして未来に手渡す意志さえあれば、君たちの未来は限りなく明るく、耀いている。
その希望を持って伊勢から帰ってもらうこと。
未来への思いを共有している仲間が、全国に居るのだと確信できることは、大きな勇気でしょう。
そんな場を創ることは、私たちの大切な使命ですね。
今日の伊勢も快晴。大きな秋空が広がっています。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2023-10-31 | パーマリンク