おはよう。今朝の一言です。

30年ほどの昔。ベトナム、インドネシア、タイ、香港、台湾とアジアツアーを重ねていた時期がありました。

東西文明は、400年周期でその覇権を交替する。

2000年までの西欧中心の文明観から21世紀は東洋アジアの時代へと軸が変わる。

その史観を東西文明800年周期説と言いますが、そこには明確な真実性があると思います。

1990年代の初め頃から、そのアジアでの見聞を広めなければとの動機でした。

勤勉性、アニミズム的な思考、豊かな人的資源、様々な欧米にない特性を発見しつつ、アジアの熱気に同化する旅でした。

あの頃のベトナムは、未舗装の国道を走ると、子供たちが所々砲弾の破片にガソリンを満たして売っていたり、

ベトナム初のスーパーマーケットのオープンに招待されたり、財務大臣主催の歓迎セレモニーに主賓で招かれたりと、

目まぐるしい熱気を感じたものでした。

アジアの時代。その意味と可能性をどこまで理解できたかは分かりませんが、経験の断片は今の思考の一つの塊になっていると思います。

30年の時の扉を開けて、そこに広がる風景に何を思うのか。

楽しみに向かいたいと思います。留守中、よろしくお願いしますね。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。