おはよう。今朝の一言です。

北海道は道南の地まで紅葉の最盛期に差し掛かって、正に錦秋の頃。今日は久しぶりに自然の只中に身を置くことができました。

人間は自然の律動の中に身を置いてこそ、自らの有り様に思いを馳せることができるものです。

この二年、心を調律するアラスカでの時間を持つことが叶わず、少し心の揺らぎに、苦しむこともありました。

心の揺らぎ、それは目指すべき理想への意志の揺らぎであり、自分の在り方、未来に向かう気概の揺らぎです。

一人のリーダーとして、困難の中にあっても目指すべき未来を描くことこそその責務と、強く思って進んできました。

そこにストレスも迷いも感じることはありません。

とはいえ、やはり痩せ我慢の日々への疲労は積もるものです。

私たちが思いを寄せる幾多の経営者の方々も、同じだと思います。

ここ最近、そんな自分を少しずつ抱き止める、そんな余裕ができ始めたのだと感じています。

それも、皆の頑張りのお陰。感謝していますよ。

若手といわれる面々も、是非そんな苦悩に翻弄されている経営者の心持ちに思いを馳せてくれたらと、願っています。

いつまでも同じようなミスを繰り返し、同じような反省を漠然と言葉にすればよいとの心持ちを、劇的に変えて欲しいと、心から思います。

いま企業経営は、過去70年間最大の危機にあります。その、危機意識を、是非共有してください。

この数日は、猛烈なスピードで幕末の幕府の俊英たちに思いを馳せる時間を過ごしています。

この今に、通じる危機意識。やはりそのセンサーを持つものだけが、時代の力になりますね。

では、今日も一日ガンガン学びましょう！。