おはよう。今朝の一言です。

昨晩は、夜噺、峠再読。日本史上最高の傑物の一人、河井継之助の思想を語り尽くす会でした。

人間には二つの情緒が不可欠です。

一つは、どう行動すれば、美しいのか、その美意識。

もう一つは、どう行動することが世のため人のためになるのか、言わば公の思索です。

ともすれば、人間は、わたくしに囚われる。公も美意識も忘れて右往左往する生き物です。

時に、歴史の中にその本質を教えてくれる人間が現れます。

その人間を偉人というのでしょう。

どんな時も、美意識と公を忘れずに生きる。その魂が大切ですね。

江戸の末期から150年。たかだか150年の中で失ってしまった人間の背骨とでも言うべきものがあります。

どうすれば、その背骨を取り戻すことができるのだろうか。

その思いが青春期から今の私をも、支えています。

自分の背骨足る思想の根元を、この今とことん考えなければと、痛感します。よろしくお願いしますね。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。