おはよう。今朝の一言です。
「菓子業に生きて来て、本当に幸せだと思えました。本当に参加してよかった」
そんな言葉に溢れた懇親会。
昨晩は私自身も42年間のトップセミナーを過去へと辿る一時を過ごしました。

菓子はモノではない、文化である。
だからこそECで買うより、様々な会話を交わして誰かの笑顔を思い出しながら、求めたい。
そんな情緒が、お菓子屋には溢れます。

誰もが自分の思い出の中に、記憶遺産とも言えるお菓子を持っていると思います。
私は不二家のミルキー。
幼い頃の懐かしい記憶が、ミルキーを頬張ると忽ち蘇ってきます。

「この小さな30gの饅頭の中に、小豆を作った農家の人、山芋を掘り起こした山働きの人、そして我々の思いがつまっているのだよ」、
十万石創業者横田信三さんの言葉に、「30gの宇宙」、そんな言葉を呟いた時、菓子はモノではない、文化である。
その信念が沸きだしたのだと思います。

文化である。人と人を繋ぎ、喜びの輪を創り、良き記憶を温かく生み出していく。
その仕事に携わる幸せを、心に強く刻むこと。
42年間持ち続けているトップセミナーの一番のテーマです。

もちろん私たちもその一員。
そんな感謝の気持ちで今日も言葉を紡ぐ時間にしていきますね。

京都は秋晴れの朝。心地よい風が吹いていますよ。
では今日も一日ガンガン学びましょう。