おはよう。今朝の一言です。

毎年恒例の、菓子業ヴィジョンセミナーが昨日ありました。
元を辿れば1984年から続けているセミナーです。
通称熱海。様々なお客様との関係性が生まれてきた新年セミナーでした。

今年も菓子研講師陣の講演内容は、一流の内容でした。
しかし、恒例だからこその反省も未来への跳躍点も見えた一日でした。

「パワポを使いすぎると、言葉が届かなくなる」、そんな当たり前もセミナーの反省会で出ました。
話す前にパワポでガチガチに講演内容を固めてしまえばその時時のお客様の心の動きに、思いが到らない。
お客様は、スクリーンを見ながら、講師を見ることは薄くなる。
如何に講座を上手くやろうかと考えるのは大切ですが、何より大切なのはその時のお客様の関心、
知性の輝きに合わせてとことん掘り下げる事なのです。

若いメンバーもパワポで講座内容を固定化していますが、その態度は講演能力の退化を生むもの。
何よりも大切なのはお客様のその時時の機微を、敏感に反映させることにありますね。

長年続けているセミナーだからこそ、最高の品質の象徴でなければと、思います。
話し手の都合はどうでもよい。聞き手の心に応えなければ、講座の品質は落ちていきます。

SYの、というより時代の大きな課題に気づき、改善したいですね。

セミナーを終えて外に出れば、大寒の皇居前にあまりに美しい光景がひろがっていました。
日本が大切にすべき美しさ。
その美を共に頂いている幸せを大切にしなければですね。

今日は、また大切なセミナーがあります。
心して臨みます。

では、今日も一日ガンガン学びましょう！。