おはよう。今朝の一言です。

夜噺第二期は、禁断の「竜馬がゆく」からスタートです。永遠の青春の書。

この歳になって、どんな気づきがあるのか、ドキドキしつつも、遠大な物語に少しの怖じけもあるようです。

読書の楽しみは多様です。何より、幾多の偉人たちとの時空を超えた対話に心が踊ります。

歴史の結末は後世の人間として熟知しているだけに、その一つの決断がこの未来に繋がっているのだと、

時に呆然と天を仰ぐことも多々ありました。言葉を磨く。よく発信する言葉ですが、

歴史の彼方の人々との対話は、正に言葉磨きの場。敬意と共に、歴史の一審判者として問いを発する中で、

言葉の適不敵に自ら気づくのです。何故？、そう尋ねるより、その偉人たちのその時の思いに

寄り添う言葉は何か。言葉に最適解など在るはずもなく、堂々巡りしながらの自問の積み重ねのなかに、

漏れ出てくる言葉を待つ。この命がけの行動や決断に相応しい問いかけは？。

時に一ページに一時間もかけていることは、珍しくはありません。

一人の人間の偉大さ、悲しみ、歓喜。何よりその洞察に胸を踊らせながら。歴史に学ぶ。

その意味を少しずつ理解できていると、嬉しく自覚できています。学ぶこと。

この楽しさをたくさんの人たちに伝えたい。夜噺を重ねるエネルギーです。

さて、週末からはかなりの寒気団が日本列島を覆いそうです。体調に気をつけて冬を楽しむことにしますか。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。