おはよう。今朝の一言です。

昨日は歴研、テーマはフランス印象派と、浮世絵の関わりについての時間。

どれだけ、モネにも、ゴッホにも江戸期末期の浮世絵師が強烈な影響を与えたかを語る会でした。

日本に普遍的に存在する自然主義、そして人間中心主義が、産業革命に沸き立ち、

社会的な矛盾が露見してきたヨーロッパにとっては望みであったこと。

意外と知られていない歴史の真実を、楽しく語ることができました。

ゴッホの苦悩に寄り添い、モネの旅の道連れとなり、北斎のごみ屋敷を訪ねる日々を続けましたが、

それは随分と久しぶりのしみじみとした心の旅でした。

ゴッホは、自分の生きる理想を日本の社会に投影し、アルルで絵を描き続けました。ゴッホにとっての理想の社会日本。

強烈な日本への思いには、胸を突かれます。日本という理想。

その本質は、関わり合う関係性、人としての生き方を真摯に追求する生き様にありました。

人間の理想は、時代を超えて今ここに、存在している。そんな温かさを心に語る、とても素敵な時間でしたよ。

それにつけても、青春時代に熱中した事実をこの年になって深く学ぶことができること。

人間の幸せだなと、実感できました。学びは、楽しいですね。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。